悪徳業者について
「090金融」や「チケット金融」という言葉を聞いたことはありませんか?
その他に電話番号のみが書かれた路上のビラを見かけたり、電話勧誘でご融資の話を持ちかけられたことはありませんか?これらの多くは、いわゆる「ヤミ金」と呼ばれ、現在大きな社会問題にもなっています。
安全にキャッシングをするために、そして金融業界の透明性を高めるため、「ヤミ金」の手口と対処方について学んでいきましょう!!
悪徳金融業者ってどんな業者?
悪徳金融業者には、実に様々な種類・手口が存在します。こちらにその代表的なものを挙げてみました。もし、以下の内容のような融資のご案内が来た際は気をつけましょう!また、現金化業者 比較をしたり、消費者金融を比較する事が悪徳業者に引っかからない方法の1つとなりますので覚えておいて下さい。
090金融
チラシなどに、「090」から始まる電話番号しか載せない金融業者のことです。ほぼ全てが、法定以上の金利を要求するヤミ金融業者。
チケット金融
商品券や鉄道回数券を購入させて金券ショップなどで換金させます。一見すると利益がありそうに思えますが、換金した差額と利息の割が全く合わない悪徳金融です。
紹介屋
申し込みの際に、他の業者を紹介し仲介をせずに紹介料を要求してきます。
システム金融
いくつかの悪徳金融業者がグルになって行う手口です。ひとつの業者が融資をした後、返済期限近くに他の業者が借り入れの勧誘をする、ということを繰り返します。これに乗り、返済のための融資を受けてしまうと、短期間で雪だるま式に多額の債務を追うことになります。
買取屋
申し込みをした方にクレジットカードを使わせて、商品を買わせるというのが常套手段のヤミ金です。この場合、カードを使っても実際は融資は行われず、支払いのみが残る・・・ということになります。
整理屋
多重債務を抱えている方に、弁護士を紹介するなどを持ちかけるタイプの「ヤミ金」です。この場合も、整理屋は、手数料だけを受け取って債務処理を行いません。
年金担保金融
年金生活者を対象に、年金証書・貯金通帳・銀行印・クレジットカードなどを担保にして融資をします。こうした年金などを担保とした融資は、公的金融業者以外には認められていません。
悪徳金融に引っかからない対策
業者選びの際にはここをチェック
頻繁に掛かってくる電話での勧誘、ダイレクトメール、電柱の張り紙や広告でうたわれる低金利や甘い言葉の宣伝には乗らないことが第一と言えます。また、申し込みの際に、返済方法や手数料、利息計算などの説明をしっかりと行ってくれる業者を選びましょう。必ず金融に関する登録番号を持った業者で融資を受けましょう。
契約・返済時にはここをチェック
契約時
- 理解していない書類には、絶対に署名や捺印をしない!
- 借入契約書には必ず全て目を通し、全ての内容に納得するまで署名・捺印をしない。理解しづらい点があれば、必ず業者に説明を求める。
- 借入契約書は絶対に受け取り、自分で保管する。
- 安易に保証人にならない。保証人になる場合も書類を受け取り、しっかりと説明を理解しない限り署名・捺印はしない。
- 保証契約書は絶対に受け取り、自分で保管する。
返済時
- 返済時にもらう受領書は全て保管する。
- 返済終了時には、必ず借用証書の返還を受ける。
- 返済できなくなったら、法律相談センターへ連絡する。
- 返済できない理由をしっかりと説明し、業者と話し合って、返却条件の変更を行う。
もし悪徳業者に引っかかってしまったら・・・
- 借りた業者の情報(登録番号・名前・代表名・担当者・所在・電話/Fax番号など)と、あなたの情報(借入理由・借入総額)などをリストアップしましょう。
- 登録業者に借入を行った場合は、都道府県の金融課に相談を。無登録業者の場合は、警察署に連絡してください。
- 貸金業協会に連絡。
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Last update:2023/2/27